[なぜチャリなのか?]

| きっかけ | 楽しみ | 長続きのコツ |
最終更新日: 2005.10.23

私は何故チャリに乗ったのか?そしてコレを読んでくださっている貴方は何故乗るのか?Soraの自転車暦を紐解き明かされる一大巨編!?(の予定 f^_^;)
本章は前書きみたいなものですので、具体的なノウハウには触れません。折角ページを開いていただいて恐縮ですが、読み飛ばしていただいた方がよいかもしれません。f^_^;

きっかけ

1995年ゴールデンウィーク(GW)のとある日、私は徒歩で高尾山を登っていた。

それまでバックパッカーとして鳴らしていた私は、その年なぜか高尾山を登った。GWとお盆は必ずどこか遠くへ出かけているので、このGWも高尾山でないどこかへも行っているはずだが、今は思い出せない(写真はどこかにあるはずです)。バッグパッカーとしてもそろそろ10年、北海道から沖縄までそこそこ全国を回っていた。始めたころの驚きと感動は既になく、「どこに行ってもだいたい似たようなもんだな。」と思い始めたころだった。

高尾山では要所要所で写真をパチリパチリと数枚撮った。
家にもどってプリントした写真を見て愕然とした。そこに写っていたのはミシュランのマスコットを彷彿とさせる私の姿だった。
「うーむ、さすがにコレはまずい。・・・」

「ジョギングは去年チャレンジしたけど、膝がいたくなって1ヶ月もたなかったし、・・・そうだチャリにでも乗ってみよう!」
私は近所のダイエーへ向かった。目指すは”ママチャリ”であった。
「とりあえず駅までとか近所の買い物とかに使えば少しは運動になるかな。」
そんな軽い気持ちだった。

ダイエーやディスカウントストアでは既にママチャリは10000円以下で売られていた。私が行ったその日も自転車売り場にはママチャリを求めるヒトの長い待ち行列ができていた。私はその一番後ろに並んだ。
ぼんやりと自分の順番を待つ私の目に映るのはピカピカの新車の列。その列に沿って意味もなく動かしていた私の視線はある一群の自転車のところでピタリと留まった。ひときは輝いて見えたその一群はマウンテンバイク(MTB)だった(考えてみればあのときはMTBブームの最後のころでしょうか)。それはとてもとても魅力的なモノのように見え、私はその理由を少し考えた。
「まてよ。これに乗って旅行にいくのはどうだろう?そういや(旅先の)ユース(ホステル)とかでときどきいるよな、そういう連中。自転車なら”歩き&列車&ヒッチハイク”より自由度が増えて好きなところにいけそうだしな。」そのとき既に”ツーリング”という言葉はなんとなく知っていた。「でもオレにもできるかなぁ。この体だしなぁ、自転車なんて高校のとき通学で使っただけだし、どれぐらい走れるのかわからんし、いきなり無理すぎるかなぁ。大体特別な練習とかも知らないし、知識もないオレがひとりで自転車で旅なんぞ出来るものなのか?」

列を離れた私はいったん自宅に戻り、しばし考えた後こんどは近所の自転車屋に向かった。スポーツ車も扱っていそうなその自転車屋の店主に
「あの~、ツーリングっていうんですか、自転車で旅行に出てみたいんですけど、そういうのに適した自転車ってありますか?」
私は尋ねた。
ミシュラン・マスコットの私を見てご主人がどう思ったかは不明だが、「ありますよ。」といって彼は私にカタログをいくつか見せ、説明をしてくれた。
カタログを持ち帰った私は数日間考えた挙句に、微妙な決意ではあったが再び自転車屋を訪れ、カタログの中の1台を指差し言った。
「コレをください。それからライトとメーターと荷台と荷物を入れるバッグと・・・。」

10日ほど後、ピカピカピカのクロスバイクを手に入れた。”メルセデス1号”が誕生した。

「やってみてしんどかったら、またバックパッカーに戻ればいいや。」そのときはそんな風に考えていた。


購入後まともに長距離(当時の私にとっては40kmぐらいかでしょうか。)を乗ることもなく迎えたその年のお盆休み、最初のツーリング(”轍-01:目指せ名古屋(2005.08.05-08.14)”・・・すいません、まだアップロードしてません。(2005.10.23現在))に出た。
8月13日、名古屋にたどり着いてしまった私は「うーん、すごい!人力で名古屋まで来てしまった。なんでもやればできるのね。チャリだとザックを背負っていたときには分からなかったいろんなものも見れたしな。」と久々に少々興奮気味にその”旅”を終えた。「よーし、次回(翌年GW)はこの続きだ!」


通算30回を越え、まだまだ続くツーリング”轍”はこうして始まってしまったのです。


楽しみ

自転車は自由だ!

一般的には「自転車は”風”と”音”を感じることが出来る」といわれます。否定はしません(それが楽しい瞬間も多々あります)が、私にとってはそれが最大の魅力ではありません。基本的に自転車は”移動手段”です。
自転車は自由です、日本全国どこへでもいけます、どこでも”停まれ”ます。自分の体力以外の”縛り”がありません。旅の移動手段としてこれ以上のメリットはありません。最大の魅力です。

オートバイ・車(自動車)との比較(”縛り”についての一例)

”旅”という観点では、一日に走れる距離(=一日で見て回れるところ)の多さ・上り坂での苦しみのなさ、を考えるとオートバイ・車には敵いません。

しかしながら車には思いついたところで停まれるお手軽さが少ないように思われます。道路の真ん中を走る車の中からの景色は自転車から見えるそれとは少し違います。目的地に着くまでの辺りの景色は少しく目に入りづらく、停まるところを”思いつく”ことも少ないかもしれません(偏見かな)。またGWやお盆休み等での旅行では”渋滞”に巻き込まれることも気になるところです。

ではオートバイはどうでしょうか?実は私はオートバイにはかなりの色気があります。「乗ってみたいな」と思うことしきりです。しかしながらオートバイの場合、大抵の場合は”自力でウチまで戻って”こなくてはなりません。この一点が私をオートバイから遠ざけています。

では自転車はどうなのか?自転車は”魔法の絨毯:輪行(りんこう)”という手段があるため自力でウチまで戻ってくる必要がないのです。自転車はタイヤをはずして袋(専用のバッグ)につめると鉄道を利用できるのです。「いけるところまで行って後は鉄道で帰ってくる。」バックパッカー時代から続く”行き当たりばったり”的な私の旅のスタイルにこれほど適した移動手段はありません。GWやお盆休みだと鉄道の切符のことが気になるかたもいらっしゃるかもしれません。といって、行く前に帰りの切符を買ってはいけません、それがツーリングの”縛り”になってしまうからです。大丈夫です、私は帰りの切符はいつも現地で購入しています。そのためのノウハウもこの”30過ぎたら...”でご紹介していきます。


長続きのコツ

折角大枚をはたいて買った自転車です。玄関や物置の肥やしにしてまうのは惜し過ぎます。長くお付き合いをしてくださいっ!

燃え尽きない・・・”お気楽に・お手軽に・無理をしないで”

よく見かけるパターンが最初の長距離を全身全霊で走りきって”燃え尽きて”しまい、2度目がないケースです。「やってみて面白くなかった。」というのでは仕方ありませんが、「楽しかったけど、翌日筋肉痛もひどかったし、準備とか後片付けとか時間食ったし、今度やるときはもっと気合をいれないと。」と思ってしまうと”次回”が億劫になってなかなか出れません。
”気楽に・手軽に・無理をしないで”、このスタンスが長続きの最大のコツです。

お手軽さの追求

前項と重なりますが、長続きのポイントはツーリングの前・最中・後にかかる手間暇をいかに少なくするかです。この”30過ぎたら...”ではこの点を最大の目的の1つとしてご紹介していきます。


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